水たまり

水たまり(みずたまり)は、雨の翌日などに、路上などのくぼんだ場所にたまっている水のこと。

路上にできた水たまりの上を自動車が通過すると、水しぶきが上がり付近の歩行者の衣類を汚すことがしばしばある。また地下道などにできた深い水たまりに自動車が浸かってしまい、エンジンなどを傷めてしまうこともある。冬季は凍結して転倒事故にもつながる。

一般的に水たまりは長く残存することはない。地面に浸透したり蒸発したりしてしまう。舗装道路上にできた水たまりは、たいてい自然に蒸発したり車によって飛び散ったりしてすぐになくなってしまう。一方、非舗装面にできた水たまりは、次第に乾燥しても、後に粘土のたまったぬかるみを作ることが多い。

水たまりの後に残る粘土は子供のよいおもちゃとなる。特に泥団子は乾燥させると非常に堅くなる。さらに、乾燥した泥をその表面にかけ、時間をかけて磨くことで非常に美しいつやを出せる。これは水たまりの中で粘土が沈殿する際に、1μm以下程度の細粒が表面に堆積し、これを団子表面にかけて磨くことで、それらの粒子がその表面によくそろった形で並ぶことによるらしい。大人にもこれを趣味とする人たちがいる。

水たまりにであってもアメンボなどの昆虫や野鳥が集まってくる場合も多い。カエルやトンボ、蚊などの産卵場所になることもある。 毎年一定の季節になると同じ場所にでき、比較的長い時間にわたって残存する水たまりの場合は、定期的な乾燥に耐えるような生物が定住する例もある。広い意味では水田もそのような環境であり、ミジンコやカブトエビ、ホウネンエビなどはその例である。卵生メダカ類のノトブランキウス等もこの例である。

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水(みず)は、化学的には化学式 H2O で表される、水素と酸素の化合物。

英語やフランス語などでは、(液体であれば)温度にかかわらず、water、eauなど名称は一定である。だが、日本語では、同じ液体でも温度によって名称を変えて呼び分ける。日本語では、温度が低温や常温のものは「水」と呼ぶが、温度が高くなると湯(ゆ)と言う。 水の中でも、特に飲用に供するものを飲料水という。 日常生活では「無色透明」と形容される。あるいは無色透明の具現として水が挙げられたり、それのシンボルとしてしばしば水が用いられる。 「水」の概念を自然科学的に拡張して、化学式で「H2O」と表現できるものをすべて広義の「水」とすれば、水の中でも固体のそれが氷、液体は(いわゆる日本語の)水、気体は水蒸気、ということになる。 水は無味、無臭、常温常圧ではごくわずかに青緑色を呈す透明の液体である。水は、かつて1kgや1calの単位の基準として用いられた。 化学的には化学式 H2O で表され、水素原子と酸素原子は共有結合で結びついている。

雨(あめ)とは、空から水滴が落ちてくる天候のこと。また、その水滴。

大まかな成因は次の通り。大気中に含まれる水蒸気が、気温が下がったり上昇気流に運ばれたりすることで凝結して、細かな水滴(雨粒)でできた雲となり、雲の中で雨粒が成長し、やがて大きくなった雨粒が地上に落下することで、雨となる。 地球上の多くの場所で起こる気象現象であるが、雪しか降らない南極・北極や高山地帯などの極寒地域では雨が降らない。降水量自体が少ない砂漠などの乾燥地域では、降らないに等しいくらい雨が極端に少ない地域もあるが、絶対に降らない地域は無い。

空(そら)とは、地上から見上げたときに頭上にひろがる空間のこと。天。なお、から、あるいはくうと読めば、中身が何もないことを意味する。

地上にあって上を見上げたとき、そこに見えるものが空である。昼間は晴れていれば青く、雲は白く、あるいは黒く見え、夜間は真っ黒に見える。また、太陽や星などの天体が見られる場でもある。空と、対岸の見えない海や湖との境を水平線、空と広い大地との境を地平線という。 空が青く見えるのは空気と太陽光線の関係から生じるものであり、雲もまた大気の内部に生じるものである。そのような観点から、また、天体はそれぞれに地球から遙かに離れたところにあるので、地球に属するものとは考えがたい。そのような観点から、科学知識の普及した現在では、空とは地球を覆う空気の部分を指すと考えられがちである。 しかし空の正確な定義は難しく、惑星の大気の濃密な部分(地球なら対流圏)と定義される場合もある。

雲(くも)とは、大気中にかたまって浮かぶ水滴または氷の粒(氷晶)のことを言う。地球に限らず、また高度に限らず、惑星表面の大気中に浮かぶ水滴や氷晶は雲と呼ばれる。雲を作る水滴や氷晶の1つ1つの粒を雲粒と言う。地上が雲に覆われていると、霧となる。 気象学の中には雲学という分野も存在する。これは、気象観測の手段が乏しかった20世紀前半ごろまで、気象の解析や予測に雲の形や動きなどの観測情報を多用しており、雲の研究が重要視されたことを背景にしている。気象衛星などの登場によって重要性が薄くなり雲学は衰退してきている。 また、雨や雪などの降水現象の発生源となる現象であり、雲の生成から降水までの物理学的な現象を研究する雲物理学というものもある。

水蒸気

水蒸気(すいじょうき、Water vapor、Steam、Damp、Moisture)は、水が気化した蒸気。特に、沸点以上における水の気体状態を指すこともある(→過熱水蒸気、臨界状態は除く、また沸点以下でも水は気体として存在できる)。常圧において沸点以下の温度でも水は空気中にある一定量まで気化している(→蒸気圧、飽和水蒸気量)。空気中の水蒸気量、特に飽和水蒸気量に対する水蒸気量の割合を湿度という。 水蒸気は無色であり、目には見えない。よって、いわゆる雲は、水滴の集まりであり、水蒸気ではない。その他、霧(きり)、靄(もや)、湯気(ゆげ)など白く見えるものは、水蒸気ではなく水滴の小粒である。 なお、湯気は水蒸気がより温度の低い場で冷えて凝結し、水滴となったために白く見えるもの。日常的には湯気と水蒸気は混同して用いられることが多い。たとえばやかんで湯を沸かした際、その口から湯気が噴出しているところを見ると、口の近くだけは透明に見える。この部分は水蒸気であり、外気に触れて気体の温度が低下し凝結して細かい水の粒となったものが湯気である。

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2009 みずたまり.